iTuneの提供するイコライザーだけではなく、全ての音に対してイコライザーを使いたいと思ったことはありますか?全ての音をイコライザーで調整したい、又はMacのスピーカーの音量の上限突破したい等色々用途はあるかと思います。ユニバーサルエコライザーを2つの無料ツールを使って作る方法を説明します:
必要なもの
- Soundflower – Google Codeから無料ダウンロード
- AU Lab – Apple Developersから無料ダウンロード (Apple Dev ID必須)
SoundflowerとAU Labをインストールし、オーディオコンポーネントにフルアクセスさせるためにMacを再起動します。再起動後、下記のように設定してください:
Mac OS X向けユニバーサルイコライザをセットアップする
システムボリュームを上限まで上げる。メニューバーからボリュームアップキーを何度も押します。
メニューの環境設定から”サウンド”パネルを開きます。”出力”タブを選択し、”Soundflower (2ch)”をセットアップリストから使えるようにします。
AU Labを立ち上げます。下記のパスに格納されています。
/Applications/Utilities/.Appleのメニューからシステム環境設定>サウンド>入力を選択した、そのマカからプルダウンメニューで“Soundflower(2ch)”を選択します。その後、システム環境設定>サウンド>出力にて”Stereo In/Stereo Out”を選択します。
”Creat Document”ボタンをページ下部から選択します。
次のページにて”Output 1″ カラムから”Effects” をドロップダウンします。そして、 “AUGraphicEQ”を設定します。
これでMac上で広範囲で利用可能なサウンドイコライザーを設定できます。出力に関連する音はだいたい調整可能になります。
好みのEQセッティングにした後に、Cmd-Sで設定を保存することできます。また、設定した環境はドキュメントファイルの用にあとから選択して利用することができるので便利です。
AU Labメニューから、AU Lab Preferencesを選択し、”Document”タブの”Open a specific document”よこのラジオボタンを選択します。.trak EQファイル内にセーブした設定が保存されています。
最後のオプションとして、Mac起動時に設定したイコライザーを立ち上げたいときは、Au Labアイコンを右クリックし、Optionへ進みます。ここで、”Open at Login”を選択すると、起動時に自動的に設定が反映されるようになります。
AU Labを使う注意点として、イコライザーを使用しているあいだCPUを多少犠牲にする必要があります。一般的なイコライザよりもメモリを使用することはありませんが、念の為知った上で利用することをおすすめします。